北京五輪は来週金曜日で開幕されます。北京は気温の上昇とともに、五輪ムードも日一日と高まりつつあります。今週の番組は以下の構成です。
【五輪トピックス】北京五輪の登録メディア、空中撮影が可能
地下鉄五輪支線、28日から乗客向けに試運行
大連市政府、パラリンピックの中国選手団に盲導犬を寄贈
北京市東城区、五輪期間中の外国人客に備えてマナー向上キャンペーン
【CRI五輪現場リポート】今週は朝倉浩之さんに空港での見聞、競技場のことなどについてリポートしてもらいます。朝倉さんは「五輪開催の裏にある人間の物語に注目している」といいます。
【経済直行便】四川大地震の被災地である徳陽市出身の女性32人が、7月26日、北京西駅に降り立ちました。彼らは、今後、家政婦として北京で約三年間、働くことになります。今回の就職支援活動は、北京大学と徳陽市婦女連合会が共同で立ち上げたプロジェクトで、北京の家政婦派遣会社・華夏中青家政会社が就職口を斡旋しています。
華夏中青家政の責任者によりますと、このプロジェクトは徳陽市の女性2万人を対象にしており、中青家政は全国各地にある109の子会社を通して、就職口を探します。今回、上京した32人がこのプロジェクトの第一陣で、北京で3日間の研修を終えた後、雇用主の家に泊まりこみの形で、仕事を始めます。月収は1200元から1800元を見込んでいます。
この日曜日、皆さんの合宿施設を訪れてみました。その日、午前中は、集中講義で、午後は、天安門広場の見学をしました。数多くの人にとって、北京は初めてなので、暑い中にもかかわらず、天安門広場の見学を楽しんでいたようです。「北京はオリンピック前で、たいへんめでたいムード。私たちにとって、良い気分転換になった」という人や、「地震の時、私たちを助けてくれた人民解放軍のこと、政府のことを思い出して、感無量でした」という人もいました。
なお、この番組の担当者の一人である朝倉さんは今回の番組を持って、北京放送を卒業しました。番組でメッセージを残しました。どうぞお聞きください。(Yan)
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