明基友達光電集団の董事長、李焜耀氏は厦門(アモイ)火炬ハイテク区(翔安)産業区で行われた式典で、「アモイの新工場では、小型、中型、大型の液晶パネルを生産する」と発表しました。
友達光電のアモイ生産工場は、厦門火炬ハイテク区(翔安)産業区に位置し、第一期設備工事は2006年2月に始まりました。今年末までに、3億ドルの投資が行われる計画です。現在、工場の敷地面積は25万平方メートル、今年4月に大量生産を開始した施設が2つあります。計画では、工場ではコンシューマエレクトロニクス製品としての液晶パネルが主に生産されることになっています。なお、サイズはテレビ用から小型、中型パネルまで様々です。今年第4四半期(10~12月)には、大型サイズパネルの生産能力は月間50万枚、小型、中型サイズパネルについては月間500万枚となる見込みです。
アモイ生産工場は友達光電にとって、02年の蘇州工場に続く中国本土2番目の製造工場。敷地総面積は82ヘクタールで、総投資額は10億ドル、建設工事は4期に分けて実施されます。アモイ生産工場の稼動により、同社では中国本土におけるテレビ用パネルの月産能力が50%増強されることになります。また、小型、中型パネルの生産能力は2.5倍になる見込みです。
友達光電は台湾新竹に本部を置く、台湾最大、世界でもトップ3にランクされる液晶パネルメーカー。2006年の売上は90億ドルとなっています。(新華ネットより)
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