中国移動(チャイナモバイル)上海公司は1日、設立以来8年間の税引前利益総額が110億元に達し、生産総額は過去3年間、上海市GDPの1.2%以上を維持したと発表しました。
中国移動上海公司の携帯電話ユーザー数は1100万人、ネットワーク加入世帯数は1900万世帯に及んでいます。ユーザーの1ヶ月の平均通話時間は、8年前の150分から、現在は450分にまで拡大しました。ユーザーの1ヶ月あたりの平均メール送信件数は、8年前の2件から170件に増加し、業務が拡大するなか、ユーザーが負担する通信費は減少を続けています。
また、農村地域のワイヤレス通信ネットワークの建設も急速に進められています。農村の通信網建設に40億元を投じており、通信網は行政村全体をカバーするようになりました。また、「農信通」というウェブサイトを開設し、農村住民に、農業科学技術や農産物の供給・販売など、農業関連の有益な情報が効率よく提供されています。
このほか、高齢者に対する専門サービスも提供しており、04年1月には1人暮らしのお年寄りのための「移動安康通助老カード」を発行しました。このカードを所有している高齢者は、娘・息子らといつでも気軽に連絡を取り合うことができ、緊急事態でも携帯電話を通してすぐに対応することができるようになりました。
02年7月からは、上海市に住む身体障害者のための「移動愛心カード」を、障害者関連団体と共同で開発、身体障害者のための低価格通信サービスを提供しています。2007年6月末現在、同カードのユーザー数は1万8952人に達したということです。(新華ネットより Lin)
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