中国農業銀行は先月16日、「先日、中国核工業集団公司と『全面協力協定』を結んだ。第11次5ヵ年計画(2006ー2010年)の期間中、中国核工業集団に対し600億元の信用枠を提供する。その目的は、中国核工業集団およびその全額出資子会社、傘下企業、出資企業による原子力発電所建設や運営事業を支援することにある」と発表しました。
双方はまた、資金調達、保証、決済、資産運用、キャッシュ管理などの面で全面的に協力を展開していくとしています。
農業銀行の項俊波総裁は、「農業銀行の株式改革につれて、財務力やサービス力がよりいっそう強まり、中国核工業集団に対しては、より大きな資金サポートや優れたサービスを提供できるようになった」と述べました。
これに対し、中国核工業集団の康日新総経理は、「中国農業銀行との全面提携は、中国核工業集団が原子力発電事業の展開を加速させることにプラスとなる。提携によって、業績成長が促され、国家原子力発電事業の発展にとって大変有利だ」と語りました。(新華ネットより)
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