韓国の大手コンシューマエレクトロニクスメーカー・LG電子は21日、6月から中国で大型プラズマディスプレイの生産を開始すると発表しました。
LG電子は現存の南京工場の生産設備を利用し、32インチのプラズマディスプレイを生産し、中国マーケットの開拓に乗り出すということです。
LGは現在、プラズマディスプレイ事業の管理戦略で苦境に陥っています。32インチプラズマディスプレイの生産を重視するのは、同インチのディスプレイ製品では、プラズマディスプレイが最も価格優位性があるためと業界の関係者は見ています。
LG電子は、ディスプレイ製品の売上げが伸び悩み、今年の第1四半期(1ー3月)は1226億ウォンの赤字を見せています。また、LG電子は18日、一部のプラズマディスプレイ生産ラインを停止し、年間200億ー300億ウォンのコスト削減を目指すと発表したばかりです。(新華ネットより Lin)
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