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先ごろ閉幕した中国北京国際服装博覧会(CHIC)の「杉杉」のブースでは、「多ブランド・国際化」をテーマに、そのデザイン力とクリエイティブ性をアピール、CHIC最大の焦点となっていました。中国服装協会常務副会長の蒋衡傑氏は「杉杉の戦略は中国アパレル業界の手本となります。今後は多ブランド展開と国際化が企業の戦略の主流となるだろう」と語りました。
中国を代表するブランド「杉杉」を武器に成長してきた杉杉集団は、常に革新と変革を続けています。いくつもの「業界初」を実現し、常に繊維業界の注目を集めてきました。
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1999年、杉杉集団は本社を寧波から上海浦東に移転し、フランチャイズ方式の導入で業界に新たな風を吹き込みました。杉杉集団は同年より多ブランド・国際化戦略を実行しました。日本の伊藤忠商事、イタリアのGRUPPO FORALLなどの一流企業と提携し、「マルコ・アザリ」「ルコックスポルティフ」「レノマ」など9つの国際ブランドの商標使用権を中国で独占的に取得しました。同時に12のオリジナルブランドを創設し、中核となる「杉杉」ブランドと合わせて、計22の異なるジャンルのブランドを展開しています。北京オリンピックを控え、1年前に参入したばかりのスポーツ用品分野でも注目を集めています。
杉杉集団総裁の鄭永剛氏は「欧州のブランドは、欧州市場では飽和状態になりつつある。中国アパレル産業は資本再編を通じて世界のブランドと手を組むことができる」と語りました。(新華ネットより)
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