米国ユナイテッド航空は3月29日、北京・首都国際空港とワシントン・ダラス国際空港を結ぶ初めての直行便を就航させました。これまで、北京とワシントンを結び航路はニューヨークか東京経由のフライトしかなかったが、これにより中米両国の首都が初めて直行便で結ばれることになり、飛行時間も5ー8時間短縮されます。
ユナイテッド航空会長兼社長、CEOのグレン・F・ティルトン氏は「北京とワシントンは世界で最も重要な首都に数えられる。この2都市が直行便で結ばれれば、中米両国の人々の政治やビジネス、文化的な交流が大幅に促進される。今回の初フライトは歴史的な事件と言えるだろう」と述べましたた。
直行便開通を記念して、ユナイテッド航空は4月29日までワシントン行きのビジネスクラス割引チケットを販売。最低価格は3890元となっています。
なお、北京・ワシントン航路以外、ユナイテッド航空は3月29日から、一日あたり、5本の中米直行航便を飛ばし、これには、中米首都を結ぶ航路のほかに、北京・シカゴ、北京・サンフランシスコ、上海・シカゴ、上海・サンフランシスコなどが含まれています。なお、CAとの共同運営による「コードシェア」便で、ユナイテッド航空はそのサービスを北京から中国全国の16都市に延長することになります。(人民網、新京報より)
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