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あと2週間で旧正月・春節を迎えます。中国人にとって春節は、日本のお正月と同じように、一年の中で一番大事な祝日です。普段はどんなに忙しくても、春節になると必ず休みをとって、故郷に帰って家族と一緒に過ごします。
しかし、みんなこの時期に集中して故郷に帰るので、「帰省ラッシュ」が起きます。出稼ぎ労働者のほかに、ちょうど冬休みに入ったばかりの学生も加わって、膨大な数の人々が一斉に故郷へ向かいます。飛行機や汽車のチケット売り場には、長蛇の列ができています。
北京や上海などの大都市に住む人たちが故郷に帰るこの季節に、地方から北京にやってくる人々がいます。中国内蒙古自治区の子供たちによる合唱団がこのほど、北京で公演を行いました。草原で生まれ育った様々な少数民族の子供たちが、先祖代々受け継がれてきた童謡・民謡を、天性の美しい声で歌います。これについては、「カルチャーピックアップ」のコーナーでご紹介します。
また、今週水曜日(23日)から2月4日まで、東京の国立新美術館で、「アジア創造美術展2008」が行われます。日本、中国、韓国などアジア各国の芸術家による、絵画・彫刻などの作品が展示されます。日本語部の記者は、主催者であるアジア太平洋水墨画会の溝口墨道理事長に電話インタビューをしました。「カルチャーワイド」では、インタビューの内容を交えながら、美術展の情報をお届けします。
今週の「カルチャーパワー」、どうぞお楽しみください!
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