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先週は中国の民謡歌手・呉静さんが歌った民謡「女児情(女の気持ち)」と「花児与少年(花と少年)」をご紹介しました。今日も引き続き呉静さんの唄をお送りします。
呉静は、中国東方歌舞団の歌手として、日本にも3回行った事があり、日本の民謡にも深い興味を持っているそうです。
「日本の民謡、特に、演歌の心優しく美しいメロディーが、私に深い印象を与えました。演歌の情緒豊かなメロディーは、私の心を打ち、胸に染みます。私は演歌が大好きです。」
では、彼女が歌った日本の演歌「浪花?的人生(浪花節だよ人生は)」をお聞きください。
「浪花節だよ人生は」

今お聞き頂いたのは、中国の有名な民謡歌手・呉静が歌った日本の演歌「浪花節だよ人生は」でした。
中国東方歌舞団は、毎年、中国の貧困地域や災害のあった場所を訪れ、慈善公演を行なっていますが、呉静もその一員として、毎年、それに参加しています。
「安徽省が百年に一度の大洪水に見舞われた年、我々は被災地に赴き、慈善公演を行いました。当時、私は風邪を引き39度の高い熱を出していましたが、ステージを見に来てくれた人たちの期待にあふれた目を見たとき、私はステージが終わった後に倒れても構わないと思いました」
今日は、中国東方歌舞団の代表的な歌手・呉静が歌った民謡を特集してお送りしてまいりました中国民族音楽。最後は彼女の「何必西天万里遥(遥かな天竺)」と共にお別れです。この唄はテレビドラマ「西遊記」の挿入歌です。
「遥かな天竺」
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