中国文学芸術界連合会第8回代表大会および中国作家協会第7回代表大会が、11月中旬に開催されました。会議では、文学や芸術の創作に取り組む人たちに、工場や農村で自分の作品を披露する機会を与えると同時に、労働者や農民の生活を体験し、そこから得たものを創作に活かしてほしいと呼びかけました。これに応じて、北京文学芸術界連合会(以下、北京市文連と略す)は、北京の周辺にある9つの農村を巡って、歌や踊りの公演を行いました。公演を行うかたわら、地元の演芸団体への指導も担っていたそうです。
今週の「カルチャーピックアップ」は、その公演の様子や、北京市文連の責任者と地元住民へのインタビューをお伝えします。彼らはそれぞれ、公演への思いを語ってくれました。
「博物館めぐり」のコーナーですが、ずっと北京の博物館を紹介するのも芸がないので、今週は、地方へ足をのばしました。しかも、博物館よりやや大きめの展示施設・「博物院」を訪ねてきました。今回ご紹介するのは、南京博物院です。
北京・西安・洛陽とともに中国の四大古都の一つに数えられ、また、中華民国臨時政府の首都でもあった南京。その博物院には、なにが所蔵・展示されているのか、吉田さんとともにのぞいてみましょう。
林涛さんの「中国昔話」、今週は、「訪ねてきた年寄り」と「若返りの仙丹」というお話をお送りします。頭が悪いといわれる趙さんの家に、一人の年寄りがやってきます。それによって、なにが起きたのでしょうか。不老を追求してきた人間ですが、若さを保てる仙丹って本当にあるのでしょうか。お聞きください。
今週の「カルチャーパワー」、どうぞお楽しみください。
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