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人の山、人の海 |
蘆笙にも飾り |
ミャオ族は中国の南に住む少数民族の一つです。主に貴州省、雲南省、四川省、広西チワン族自治区などに居住しています。人口は894万人(2000年国勢調査より)、ミャオ語を使い、1956年に表音文字を作りました。
ミャオ族は長い歴史をもつ民族の一つで、早くも4000年前の史籍の中にミャオ族の祖先に関わる記載があります。ミャオ族の人たちは万物に霊魂があるとする原始宗教を信仰しています。
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盛装したミャオ族の女性歌手 |
人々の目を奪うミャオ族の少女たち |
ミャオ族式の闘牛 |
蘆笙節(蘆笙会)はミャオ族のお祭りです。毎年、旧暦の9月27日から三日間にわたって開かれます。
蘆笙とは、ミャオ族やトン族が使う木製の管楽器で、日本の笙のようなものです。
旧暦9月27日にあたる西暦の11月17日、貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州黄平県のミャオ族は、蘆笙節(蘆笙会)を盛大に行いました。周辺地区のミャオ族や観光客など数万人がここに集まり、蘆笙を吹いたり、民謡を歌ったり、踊ったりして今年の豊作を祝い、来年の繁栄を祈りました。
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