ま、オカズを買うお金がないので人が注文した料理を見つめ、自分がそれを口にしたと思いながら大好きな酒を飲む。そのときは気の毒なというより、これぞ本物の酒好きだと思いました。あの二人、それぞれ経済的に困難なのでしょうが、酒と共に生きるというわけで、一日でも酒を飲まないとやっていけないというかね。アル中じゃありませんよ。アル中の話はいつかしましょうね。で、彼らに比べたらこの林涛なんかはオカズが買えて酒を飲めるしね。幸せですよ。私なんか、あの二人に比べたらお酒に対する"執念"というか、酒好きの程度というか、とても及びません。まいりました。いまはどうしてるかな?あの二人のことを時々思い出したりすることもあります。
ところで、話は変わりますが、「二鍋頭」がアメリカ市場に参入しているそうですね。最初は600本の「二鍋頭」が数ヶ月前に初めてロサンジェルスに到着。当初のターゲットはアメリカに住むの華僑や中国人、そして中国人経営のレストラン、雑貨店などに入ったそうです。価格は500ミリリットルのものが0,6ドルだということ。実は日本にも「二鍋頭」はありますと。東京では一部の中国レストランにおいてある以外に、上野のアメ横の地下の雑貨店で私も買いました。500ミリリットルが一本800円でした。中国国内とまったく同じものですが、幾らか高いですね。で。あの時は2年4ヶ月近く東京にいましたが、仕事が仕事なので、というと記者やっており、毎日のように車を運転しているので、「二鍋頭」どころか、日本酒もかなり控えて暮らしたものです。あの二年間は苦しかったなあ!なんて。変なこと言ってる場合じゃありませんよね。仕事が第一ですから・・。
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