立春が過ぎてから、全国各地の気温が徐々に暖かくなっています。北京でも最近、最高気温が10度ぐらいまで上がり、ずいぶん暖かくなりました。
しかし、国土の広い中国は、北と南ではずいぶん気候が違います。たとえば黒龍江省のハルビンの今時期の気温は、最低気温マイナス15度、最高気温マイナス1度くらいです。一方、南の海南島のあたりになると、最高気温20度以上、最低気温12、3度くらいになります。
中国の南部では、この冬、大雪による被害で、例年になく天気が悪かったのですが、このところ徐々に回復しているようです。「中国の南の楽園」と言われる海南島でも、ずっと雨や曇りの日が続いていたそうですが、19日にやっと41日ぶりの日照を観測し、最高気温が26度まであがったそうです。ビーチは久しぶりに海水浴客であふれたということです。
今週も、リスナーからたくさんのお便りを寄せていただきました。
福島市の元木良和さんからのおたより
「連日伝えられていた中国の大雪の話題、日本の報道はどちらかというと食の安全問題一色だったこともあり、暖冬の日本からすると、中国の寒波被害をなかなか実感しにくい部分がありました。そんななか、貴局の放送を聞いて、特に31日の『生き生き中国』の男性アナウンサー2人による寒波の状況説明は非常に分かりやすかったです。中国が今、いろいろな面で努力していることも伝わりました。さまざまな面で日本と中国が協力し、良い方向に向かえばいいと思います」
今週の「ホットホット通信」のコーナーでは、中国で行われた「笹川杯日本知識クイズ大会」2007年度優勝者が日本を訪問した様子をお届けします。(担当:任春生)
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