中国国家教育部直属の外国語大学で、語学堪能な人材を多数輩出しています。多くの現地卒業生は、国際派のビジネスパーソンとして活躍しています。また外国人への中国語教育においても17年の歴史を持ち、これまでに各国から4000人以上の留学生が巣立っています。
上海外国語大学は、国家教育委員会直轄の全国重点大学で、「渉外型・応用型・高度な外国語レベルと専門知識を備える人材の育成」を目指した外国語大学です。
現在全学生数約6000名、留学生約600名が在籍しています。学部は主に、英語、ロシア語、ドイツ語、フランス語、日本語、スペイン語、アラビア語、イタリア語、ギリシャ語、ポルトガル語、韓国語、タイ語、ペルシャ語等があり、その他に国際経済と貿易、法学、金融学、会計学、工商管理、対外漢語、教育伝播と技術、広告学などの新しい学科があります。語学力以外に、対外経済貿易に携わる人材、渉外管理者、マスコミ関係、翻訳者、外国語文学研究者など、実社会に貢献できる人材の育成を目指しています。また、国際交流も盛んで、29カ国、96の大学または教育機関を交流関係があります。毎年30名以上の外国人学者や教師も受け入れ、さらなる外国語教育の向上も目指しています。
1980年以降、外国人に対しての中国語教育が行われるようになり、1994年に対外中国語教育部門と留学生管理部門を統括する国際文化交流学院が設立されました。現在教職員は43名おり、教師はすべて対外中国語教育の有資格者で、しかも海外での中国語教育経験をもっています。外国籍の中国語人材の育成だけでなく、中国語教育と経済貿易、または世界共通語である英語の教育にも力を入れ、複合型人材を多く輩出しております。
上海外国語大学は1970年代から国外からの留学生の受入れを開始し、これまで世界数十カ国から多くの留学生を受入れてきました。年間約700名の長期留学生および約300名の短期留学生を受入れています。長期留学生は、中国語を専門に学ぶ漢語進修生の他、単位取得を目的とする本科生、修士・博士号の取得を目的とする研究生が含まれます。その名の通り、特に外国語教育に力を入れています。日本語学科には留学経験がなくても日本語がぺらぺら!という優秀な中国人学生がおり、日本人留学生との相互学習も盛んに行われているようです。
上海外国語大学は、留学生の増加に伴い1993年に、留学生の受入れを専門に行う学院を設立しました。国際交流学院です。願書の提出先はもちろん、到着後の入学手続き、ビザに関する問合わせもここです。
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