中国鉱業大学は教育省直属の重点大学で、北京分校と徐州分校があります。鉱業の特色をもつ工科を主とした大学で、理科、工科、文科がともに連携しています。また前身は北京鉱業学院です。
キャンパスは、大学が集まる北京市海澱区の学院路に位置し、東には国家オリンピック公園、西には頤和園や圓明園、香山を望みます。キャンパスの敷地面積は24万平方メートル、建築面積は32万平方メートルです。図書館は50万冊の図書、19万冊の電子図書を所蔵しています。
現在、大学院と10の学院(学部)を設けています。国家級重点学科は7、省クラスの重点学科は12あります。また、博士課程修了者の研究室は9室、博士学位授与課程は50、修士学位授与課程は96、本科学科は60あります。また、国家重点実験室や教育省重点研究室などのほか、中日地層環境力学センターや国際交流センターもあります。このほか、MBA、EMBAなどの養成課程もあります。
教師陣も充実しており、博士課程学生の指導教官は110人、修士課程学生の指導教官は137人、教授は109人、副教授は104人、中国工程院のアカデミーと中国科学院のアカデミーは8人います。また50%以上の教師が博士学位、85%以上が修士学位を持っています。
1998年から本科教育を始めて以来、大学は大学院生教育と本科生教育をともに発展させています。現在、学生は8800人余りいます。そのうち、大学院生は3480人、本科生は4770人います。
大学は国際的な学術交流と協力を非常に重視し、イギリスのノッティンガム大学やリーズ大学、アメリカのペンシルベニア州立大学など10数カ国の大学や研究機関と協力交流関係を確立しています。2004年、第1陣の本科生をノッティンガム大学に派遣したほか、2006年には、ペンシルベニア州立大学と大学生養成交流計画をスタートさせました。
中国鉱業大学(北京)は21世紀、「科学的に計画し、特色を作り出す」という運営宗旨に基づき、国内外で影響力のある研究的な総合大学を目指しています。
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