中国石油大学(北京)は教育省直属の重点大学です。前身は精華大学石油学部、化工学部を基礎に、天津大学、北京大学などから教師を集めて1953年に創立された北京石油学院です。中国で初めての石油大学として知られ、1960年、全国の重点大学に指定されました。本部は北京ですが、華東地区にも分校があります。
半世紀の間に、中国石油大学は10万人余りの人材を養成しており、「石油人材の揺りかご」と称されています。大学には10の学院と学部のほか、合わせて24の本科専攻を設けています。また、博士学位授与の一級学科は4、博士養成コースは32、博士課程修了者研究室は4室、それに修士学位授与の一級学科は19、修士養成コースは99あります。
現在、教師と職員は1151人、専任教師は750人います。専任教師のうち、博士学位を持つ人は54.9%を占めています。教授は152人、副教授は166人います。そのうち、博士課程学生の指導教官は129人います。また、中国科学院と中国工程院のアカデミーは9人います。また、2006年6月までに、全日制本科生は6338人、修士在学生は2751人、博士在学生は536人、留学生は260人おり、在学生総数は1万127人です。
対外交流も積極的に行なっており、アメリカ、ロシア、イギリス、カナダ、ノルウェー、デンマークなどの20校の大学と協力協定を結んでいます。
中国石油大学は石油と石油化学工業分野におけるハイレベルな人材を養成し、科学研究と学術交流を行なう上での重要基地となっています。(訳:玉)
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