北京外国語大学は、1941年に設立された「延安外国語大学」が前身となり、これまでに外交や貿易、通訳・翻訳に携わる外国語のスペシャリストを数多く輩出してきました。中国の外国語教育においてトップに立ち、31カ国にわたる言語の指導を行っています。
北京の有名大学が集中する海淀区に位置し、西三環路を挟んで「東キャンパス」と「西キャンパス」に分かれているのが特徴的です。学校付近はバス停がたくさんありますので、外出する際にはバスの利用が便利です。買い物をする際は、白石橋付近のカルフールを利用する留学生が多いようです。また北京動物園駅付近にもデパートやホテル、レストランなどがたくさんあります。
大学には現在、8つの学部と7つの学院、3つの研究所が設置され、31カ国語の外国語教育を行っています。
1950年代から留学生の受け入れを開始し、現在では毎年30以上の国から1000名余りの留学生を受け入れています。
外国人留学生に対する中国語のコースは、まずメインのコースでは集中リーディング、リスニング、スピーキング、中国語による作文、新聞の読み方などの基礎を学習します。
また、この基礎を身につけた学生は、選択コースで中国研究、中国文化、中国文学史、中国政治、中国の商法、中国の投資法、中国の通商法、音声学などの科目を選択するとことができます。
留学生の受け入れの歴史は長く、1980年以降、積極的に多くの留学生を受け入れてきました。世界各国の大学と提携関係を結んでいますので、留学生の顔ぶれは非常に国際的です。現在、留学生に対する中国語教育は国際交流学院が行っています。短期コースから本科生コースまで幅広い中国語教育を行っています。
キャンパスでは、各外国語学部の学生たちが「日本文化祭」「韓国文化祭」など、学んでいる言語の国の文化を紹介するイベントを毎月催しています。各国の料理を紹介したり、映画を紹介したりしますので、色々な外国文化を楽しむことができるのも魅力です。
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