現在、中国では空前のペットブームが起こっています。なかでも人気なのはやっぱり犬です。北京市内の団地では、犬を連れて散歩している人が実に多いです。たとえば広東省の深セン市では、今年、ペットとして飼われている犬の数が18万匹にのぼったそうです。この数は、昨年より実に64%増えていたことになります。
中国は一人っ子政策を実施しているので、子供が一人で寂しくないようにという理由でペットを飼う人も多いと聞きましたが、ペットブームが高まるに連れて、さまざまな社会問題が起こっているのも事実です。たとえば、ペットを飼うときのマナーを守っていない人がやっぱり多いです。例えば、糞の処理などです。そのほか、鎖でつながずに、野放しさせている飼い主もいます。こうした飼い主の意識の向上が、今、叫ばれています。
今週も、リスナーの皆さんから、たくさんのお便りをいただきました。その中の一通をご紹介します。群馬県渋川市の鈴木義一さんです。
「北京の街路樹は何の木が多いのでしょうか。イチョウ並木のお話がありましたが、イチョウの葉は、燃えにくいので、燃やして処理するのは大変な手間がかかるのではないかと思われます。なにかよい処理方法はあるのでしょうか。剪定や落葉の処理なども考慮して、街路樹は選ぶべきだと思います」
ホットホット通信のコーナーでは、今月12日から18日にかけて、日本の高校生178人が中国を友好訪問した話題をお届けします。(担当:任春生)
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