2月3日、日本の節分。その日豆まきの行事が行われます。豆まきでは年男、あるいは一家の主人が「福は内、鬼は外」といいながら煎った大豆をまき、みんな自分の年の数だけ豆を食べるとこれから1年病気にならないと言われています。もともと宮中の行事が一般家庭に普及したものとされますが、最近は大きな神社などで芸能人やスポーツ選手などを招いて豆まき大会をやっているケースも多いようです。
そんな節分の日、静岡県静岡市にある久能山東照宮に行ってきました。東照宮といえば、すぐ日光の東照宮を思い出すかもしれませんが、ここ久能山東照宮はオリジナルなものだそうです。その由来は、晩年を駿府で過ごした徳川家康が元和2年(1616年)に死去した後、遺命によりこの地に埋葬されたことです。その後東照神君として平和、開運、学問、厄除の神として崇められ、全国東照宮の根本大社として幅の広い崇敬を受けています。
豆まき行事に参加したのは地元の有名人や年男の代表です。神宮は「福は内、鬼は外」を言いながら、豆を参拝客のほうに撒きました。私も参拝客の中に挟まれ、あわてて豆を拾って食べていました。美味しかった!今年はきっといい年になれると確信しています。
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参道途中から駿河湾 をのぞむ |
久能山下の参道入口 |
日本平ロープウェイから 久能山をのぞむ |
久能山東照宮というと、この東照宮はもちろん久能山にある。久能山は標高270メートルで、表参道は駿河湾に面し、東照宮まで17折1159段の石段があります。登りは日本平ロープウェイを使ったため、くだりは歩かなければなりません。でも降りた時駿河湾がずっと視線の中にあるから、その絶景が階段下りるときの辛さを忘れさせるほど綺麗でした。
参道の入り口まで降りると、すぐ隣には苺のビニールハウスがずらっと並んでいます。毎年、元旦から5月上旬までオープンするそうです。海岸の斜面沿いにあるビニールハウスの中で暖められた熱が石垣に蓄積され、その熱で土を暖めて苺の発育を促します。品種は女蜂、章姫の2種類があり、とてもみずみずしく甘かったです。苺狩り1人の料金は1600円、大体30分で食べ放題です。
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