「書の至宝ー日本と中国」特別展示会は、東京国立博物館、朝日新聞社、テレビ朝日及び上海博物館の共同主催により今日(11日)から東京国立博物館で一般公開されています。
この展示会には、日本と中国の書の名宝約190点が展示されていますが、その中に、空海、小野道風(おののどうふう)、藤原行成(ふじわらのこうせい)、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)など日本の書の歴史に欠かせない筆者の名品と、「書聖」として古今、書の世界で最も尊敬されてきた中国の王羲之の名品などが含まれています。
日本の報道によりますと、王羲之の筆跡を知るもう一つのよすがが拓本です。展示される王羲之の名品の中には、上海博物館が巨額を使って米国のコレクターから買い戻した最高の拓本と言われる「淳化閣帖(じゅんかかくじょう)」もあり、海外での展示は初めてだそうです。日本にある作品を合わせて、王羲之拓本は7点あります。
「書の至宝ー日本と中国」展示会は1月11日から2月19日までとなっています。
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