日本石油情報センターが6日発表した石油製品市況の週間動向調査によりますと、灯油18リットル当たりの店頭での全日本平均小売価格は、前週より22円値上がりして1302円となりました。1987年の調査開始以来の最高値を3週続けて更新しました。
全国的に冷え込んだ昨年12月から灯油の小売価格は急伸しました。12月12日からわずか3週間で約50円値上がりしました。原油高で新日本石油などの石油元売りが、灯油の1月の卸価格を12月に比べ1リットル当たり約1円値上げしたのも響いました。石油元売りは灯油の増産や輸入で需要増に対応します。
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