13日午後、天皇、皇后両陛下は中国館を見学しました。
中国の王毅駐日大使らの出迎えを受け、伝統の弦楽器などで演奏される中国の「ジャスミン」や日本の「赤とんぼ」などの曲を笑顔で鑑賞しました。唐や漢の時代の遺物なども見学しました。
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中国館外で天皇皇后を持っている人々 |
天皇と皇后を迎える王毅大使 |
緊張するスタッフたち |
王毅大使はその際、「日本の愛知万博を通じて、我々は万博に関する管理や運営の知識を学び、2010年の上海万博の開催の手本としている」と述べました。天皇は上海万博の成功を祈ると表明しました。
テーマは「自然、都市、調和ー生活のアート」です。このテーマは、都市と農村の発展や経済と社会の発展、人と自然の関係などの不調和を解決し、バランスのとれた発展を目指そうというものです。そして、都市発展を重点とした中国館の展示テーマは、2010年に中国が初めて開く上海万博のテーマ「ベターシティー、ベターライフ」(よりよい都市、よりよい生活)へ引き継がれていきます。 奥深い中国文化を全面的に表現するために、パビリオンには、5つの展示部分が設けられています。
第一展示ゾーンは、生命の木の華美なる楽章。生命の木の光効果で、四季変化と白昼の時間交替を表現し、木から漂うフレッシュな香りと模擬した自然界の音に合わせて、来場者に新しい視聴体験を提供します。
第二展示ゾーンは、華夏文明の旅。巨大な壁彫刻と中国都市芸術の紹介映画を通して、いにしえの中国、とりわけ華夏文明を感じていただきます。
第三展示ゾーンは、生活の芸術。中国漢唐時代の国家文物と現代科学技術製品を展示し、同時に、3D動画と幻想的な映像を利用して、生活の中の芸術場面を再現します。
第四展示ゾーンは、水晶映像館。独特のマルチスクリーンを利用し、美しい水晶の空間を表現。映像と音声で中国ムードを演出します。
第五展示ゾーンは、紫檀斎。伝統的な書斎を表現した紫檀斎は、希有な紫檀木で作られた清時代の家具とインテリアを採用。文化展示とVIPルームを兼ねています。
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