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中国大陸部映画興行週間ランキング(2017.7.10–2017.7.16)

2017-07-20 09:52:36     cri    
 1位の座に輝いたのは、待望の作品『悟空伝(Wukong)』!国産映画が初登場1位を獲得したのは、今年の春節に公開された『西遊・伏妖篇(Journey to the West: Conquering the Demons)』以来、実に22週間ぶり。2作とも西遊記を題材にした作品であるため、西遊記の中国での人気が再確認できる結果と言えるでしょう。

  単位:万元

 ~作品紹介~

 【1位】悟空伝(Wukong)

 公開日:2017年7月13日

 監督:郭子健(デレク・クォック)

 主演:彭于晏(エディ ・ポン) 倪妮(ニー・ニー) 余文楽(ショーン・ユー)

 「斉天大聖」になる前の、暴れん坊の孫悟空を主人公にした人気ネット小説『悟空伝』が遂に映画化決定!同小説は今何在が2000年に発表したもので、その内容は名作『西遊記』とは全く異なり、現代人の恋愛観などを西遊記の登場人物を借りて表現するという独特な視点が、当時大きな話題となりました。『西遊記』に欠かせないファンタジーの要素も多いですが、女性キャラクターとの恋愛模様も中心に描かれ、これまでの孫悟空映画とは一味違う作品として大きく期待されています。監督は、日本でも紹介された『燃えよ!じじぃドラゴン』や『全力スマッシュ』などの郭子健(デレク・クォック)。孫悟空役に抜てきされたのはイケメン俳優の彭于晏(エディ ・ポン)。ヒロインを演じたのは、張芸謀(チャン・イーモウ)作品でも知られる倪妮(ニー・ニー)、そして、悟空の宿敵、楊戬(二郎神)役は、香港の余文楽(ショーン・ユー)です。

 【2位】怪盗グルーのミニオン大脱走(中国題:神偸奶爸3)

 公開日:2017年6月2日

 監督:カイル・バルダ ピエール・コフィン

 主演(吹替):スティーヴ・カレル クリステン・ウィグ トレイ・パーカー

 『ペット』『SING/シング』などのイルミネーション・エンターテインメントが送り出す人気シリーズ『怪盗グルー』の第3弾が中国に上陸。晴れて結婚したグルーとルーシーは、突如現れた新たな強敵、バルタザール・ブラットによって思わぬ事態に直面することに。また、グルーと生き別れになっていた双子の兄弟が新キャラクターとして登場するほか、グルーの黄色い相棒たち、ミニオンの最新動向にも要注目です。日本でも7月21日からついに公開。

 【3位】京城81号Ⅱ(The House That Never Dies Ⅱ)

 公開日:2017年7月6日

 監督:錢人豪(ジョー・チエン)

 主演:張智霖(チョン・チーラム) 梅婷(メイ・ティン) 鐘欣潼(ジリアン・チョン) 耿楽(ガン・ラー)

 「中国4大幽霊屋敷」の一つとして知られる北京の豪邸「朝内81号」を題材にしたホラーシリーズの第2弾が3位をキープ。本作は血まみれの西洋ホラーと違って、身にしみる恐怖感を味わえながらも、中国ならではのオリエンタルな美学が堪能できる作品として注目を集めています。

 【4位】トランスフォーマー/最後の騎士王(中国題:変形金剛5:最後的騎士)

 公開日:2017年6月23日

 監督:マイケル・ベイ

 主演:マーク・ウォールバーグ イザベラ・モナー ローラ・ハドック ジョシュ・デュアメル タイリース・ギブソン

 実写版トランスフォーマーシリーズ待望の第5作が中国で公開中。トランスフォーマー達が何故地球にやってくるのかという謎を軸に、地球に迫る危機に人類とトランスフォーマーが肩を並べて立ち向かうストーリーが展開されていきます。前作『トランスフォーマー/ロストエイジ』が中国で20億元近くの興行収入をたたき出しただけあって、今作の成績にも期待が高まるところ。日本公開は2017年8月4日の予定。

 【5位】絶世高手(The One)

 公開日:2017年7月1日

 監督:廬正雨(ルー・チェンユー)

 主演:廬正雨(ルー・チェンユー) 郭采潔 (アンバー・クオ) 範偉(ファン・ウェイ) 蔡国慶(ツァイ・グオチン)

 若手監督、廬正雨(ルー・チェンユー)の最新作は周星馳(チャウ・シンチー)色の強い爆笑喜劇『絶世高手(The One)』。監督自身が主演も務めています。周星馳(チャウ・シンチー)の大ファンを公言する廬正雨は、以前から周星馳作品の大きな影響を受けており、近年の周星馳映画『人魚姫(原題:美人魚)』や『西遊記〜はじまりのはじまり〜(原題:西遊降魔篇)』の制作にもかかわっていました。この『絶世高手(The One)』は、『カンフー・ハッスル』を意識させる要素をたくさん取り入れているといわれています。

 【6位】大護法(DAHUFA)

 公開日:2017年7月13日

 監督:不思凡

 2015年の『大聖帰来』、2016年の『大魚海棠』に続き、今年最も期待されている中国国産アニメ『大護法』が7月13日から公開中!中国では子ども向けのイメージが強いアニメ作品ですが、本作は、暴力やスプラッターといったR指定級の映像が含まれるなど、大人向けの1本として公開前から注目を集めています。中国古代の奕衛国に仕える「大護法」(国を守るヒーロー)が行方不明の太子を探すため、ピーナッツの形の生物「ピーナッツ人」が暮らす神秘的な村に迷い込み、冒険を繰り広げていくストーリーです。暴力表現を前面に押し出した異色の作品であることから、公開が難しいとみられていた本作。その反響と動向に注目が集まっています。

 【7位】喵星人(Meow)

 公開日:2017年7月14日

 監督:陳木勝(ベニー・チャン)

 主演:古天楽(ルイス・クー) 馬麗(マー・リー) 劉楚恬(リウ・チューティエン)

 『コール・オブ・ヒーローズ(原題:危城)』が6月から日本で公開中の陳木勝(ベニー・チャン)監督の最新作はSFコメディ『喵星人(Meow)』。神秘的な猫星からやってきた「猫星人」が、人間と出会い不思議な地球旅行を展開する心温まる物語になっており、にゃんこファンからも注目を集めている作品です。主演は、『コール・オブ・ヒーローズ(原題:危城)』にも抜擢された古天楽(ルイス・クー)。話題のドラマ『芈月伝』でヒロイン芈月の子供時代を演じる子役、劉楚恬(リウ・チューティエン)も出演しています。

 【8位】青禾男高(Fist & Faith)

 公開日:2017年7月14日

 監督:蒋卓原(ジャン・ジオユエン)

 主演:景甜(ジン・ティエン) 欧豪(オウ・ハオ) 林遣都 黒木メイサ

 台湾の鈕承澤監督がプロデュースし、蒋卓原(ジャン・ジオユエン)監督がメガホンを取る最新作『青禾男高(Fist & Faith)』、中日の人気役者らが豪華競演する青春熱血物語です。アクション要素も多く取り入れており、従来の青春映画とは一味違う作品になっています。

 【9位】血戦湘江(Battle Of Xiangjiang River)

 公開日:2017年6月30日

 監督:陳力(チェン・リー)

 主演:王霙(ワン・イン) 徐箭(シュー・ジェン) 董勇(ドン・ヨン)

 紅軍長征勝利80周年のために制作されたトリビュート映画がトップ10をキープ。長征史上最も壮絶なバトルとされる「湘江の戦い」を再現し、紅軍戦士の勇ましい姿を描いています。35,000人ものエキストラを起用した壮大な戦争シーンは見ごたえたっぷりです。

 【10位】逆時営救(Fatal Countdown: Reset)

 公開日:2017年6月30日

 監督:ユン・ホンスン

 主演:楊幂(ヤン・ミー) 霍建華(ウォレス・フォ) 金士傑(チン・シ・チエ) 劉暢(リウ・チャン)

 サンフランシスコ国際映画祭とニューヨーク映画祭に次ぐ北米第三の映画祭である第50回ヒューストン国際映画祭のグランプリ=レミ賞に輝いた中国映画『逆時営救(Fatal Countdown: Reset)』が中国本土で公開中。本作は成龍(ジャッキー・チェン)がプロデューサーを担当し、韓国のユン・ホンスン監督がメガホンを取るSFアクションで、シングルマザーの物理学者が、過去にタイムスリップして誘拐犯に連れ去られた息子を救う物語を描いています。(ミン・イヒョウ、謙)

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