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中国大陸部映画興行週間ランキング(2017.7.3–2017.7.9)

2017-07-13 16:05:14     cri    
 国産映画が8割を占めた中国夏休みの幕開け。そんな中、待望の『怪盗グルー』シリーズの最新作が「トランスフォーマー」を押さえ、初動記録4億超の成績で1位に君臨。また、『京城81号Ⅱ(The House That Never Dies Ⅱ)』が初登場3位、国産ホラーとしては稀に見る好スタートを切りました。

  単位:万元~作品紹介~

 

 

【1位】怪盗グルーのミニオン大脱走(中国題:神偸奶爸3)

公開日:2017年6月2日

監督:カイル・バルダ ピエール・コフィン

主演(吹替):スティーヴ・カレル クリステン・ウィグ トレイ・パーカー

 『ペット』『SING/シング』などのイルミネーション・エンターテインメントが送り出す人気シリーズ『怪盗グルー』の第3弾が中国に上陸。晴れて結婚したグルーとルーシーは、突如現れた新たな強敵、バルタザール・ブラットによって思わぬ事態に直面することに。また、グルーと生き別れになっていた双子の兄弟が新キャラクターとして登場するほか、グルーの黄色い相棒たち、ミニオンの最新動向にも要注目です。本作で監督を務めるのは、同作のスピンオフ作品『ミニオンズ』シリーズでも組んだカイル・バルダとピエール・コフィン。日本公開は7月21日からの予定です。

【2位】トランスフォーマー/最後の騎士王(中国題:変形金剛5:最後的騎士)

公開日:2017年6月23日

監督:マイケル・ベイ

主演:マーク・ウォールバーグ イザベラ・モナー ローラ・ハドック ジョシュ・デュアメル タイリース・ギブソン

 実写版トランスフォーマーシリーズ待望の第5作が中国で公開中。トランスフォーマー達が何故地球にやってくるのかという謎を軸に、地球に迫る危機に人類とトランスフォーマーが肩を並べて立ち向かうストーリーが展開されていきます。前作『トランスフォーマー/ロストエイジ』が中国で20億元近くの興行収入をたたき出しただけあって、今作の成績にも期待が高まるところ。日本公開は2017年8月4日の予定。

【3位】京城81号Ⅱ(The House That Never Dies Ⅱ)

公開日:2017年7月6日

監督:錢人豪(ジョー・チエン)

主演:張智霖(チョン・チーラム) 梅婷(メイ・ティン) 鐘欣潼(ジリアン・チョン) 耿楽(ガン・ラー)

 「中国4大幽霊屋敷」の一つとして知られる北京の豪邸「朝内81号」を題材にしたホラーシリーズの第2弾が初登場3位。2014年に公開されたシリーズ第1弾の大ヒットにより、「朝内81号」の旧跡が人気スポットとなる動きもありました。3年ぶりの2作目ですが、監督は葉偉民(イップ・ワイマン)から、異色のサスペンスホラーを中心に製作してきた錢人豪(ジョー・チエン)にバトンタッチ。主演は張智霖(チョン・チーラム)や梅婷(メイ・ティン)、ツインズの鐘欣潼(ジリアン・チョン)、耿楽(ガン・ラー)で、鄔君梅(ビビアン・ウー)や陳沖(ジョアン・チェン)といった国際派女優も脇を固めています。本作は血まみれの西洋ホラーと違って、身にしみる恐怖感を味わえながらも、中国ならではのオリエンタルな美学が堪能できる作品として注目を集めています。

【4位】逆時営救(Fatal Countdown: Reset)

公開日:2017年6月30日

監督:ユン・ホンスン

主演:楊幂(ヤン・ミー) 霍建華(ウォレス・フォ) 金士傑(チン・シ・チエ) 劉暢(リウ・チャン)

 サンフランシスコ国際映画祭とニューヨーク映画祭に次ぐ北米第三の映画祭である第50回ヒューストン国際映画祭のグランプリ=レミ賞に輝いた中国映画『逆時営救(Fatal Countdown: Reset)』が中国本土で公開中。本作は成龍(ジャッキー・チェン)がプロデューサーを担当し、韓国のユン・ホンスン監督がメガホンを取るSFアクションで、シングルマザーの物理学者が、過去にタイムスリップして誘拐犯に連れ去られた息子を救う物語を描いています。

【5位】絶世高手(The One)

公開日:2017年7月1日

監督:廬正雨(ルー・チェンユー)

主演:廬正雨(ルー・チェンユー) 郭采潔 (アンバー・クオ) 範偉(ファン・ウェイ) 蔡国慶(ツァイ・グオチン)

 若手監督、廬正雨(ルー・チェンユー)の最新作は周星馳(チャウ・シンチー)色の強い爆笑喜劇『絶世高手(The One)』。監督自身が主演も務めています。周星馳(チャウ・シンチー)の大ファンを公言する廬正雨は、以前から周星馳作品の大きな影響を受けており、近年の周星馳映画『人魚姫(原題:美人魚)』や『西遊記〜はじまりのはじまり〜(原題:西遊降魔篇)』の制作にもかかわっていました。この『絶世高手(The One)』は、『カンフー・ハッスル』を意識させる要素をたくさん取り入れているといわれています。

【6位】明月幾時有(Our Time Will Come)

公開日:2017年7月1日

監督:許鞍華(アン・ホイ)

主演:周迅(ジョウ・シュン) 彭于晏(エディ・ポン) 霍建華(ウォレス・フォ) 永瀬正敏 葉徳嫻(デニー・イップ) 

 香港の名監督、許鞍華(アン・ホイ)の最新力作は、1940年代の香港を舞台に、実在の女性「方姑」率いる有志達が旧日本軍の侵略から民衆を守る歴史を再現しています。主演は周迅(ジョウ・シュン)や彭于晏(エディ・ポン)、霍建華(ウォレス・フォ)などオールスターキャストとなっており、日本からは永瀬正敏が出演しているほか、久石譲が音楽を担当。許鞍華(アン・ホイ)映画に久石譲の音楽が起用されるのは今回で2作目です。

【7位】ラサへの歩き方 祈りの2400km(原題:岡仁波斉)

公開日:2017年6月20日

監督:張揚(チャン・ヤン)

 昨年7月に日本で『ラサへの歩き方 祈りの2400km』の日本語タイトルで公開された2015年の中国映画『岡仁波斉』が2年越しに中国で絶賛公開中。チベットの小さな村から聖地ラサとカイラス山への2400キロメートルものはるかな道のりを「五体投地(合掌し、両手・両膝・額の『五体』を大地に投げ出してうつ伏せ、その後に立ち上がるという動作)」でほぼ1年かけて踏破する巡礼の旅を、実在のチベットの村人たちの出演で描いたロードムービーで、チベットの人たちの生き方を活写する民族色の濃い作品に仕上がっています。

【8位】反転人生(Wished)

公開日:2017年6月30日

監督:伍仕賢(デイヤン・エン)

主演:夏雨(シア・ユー) 閆妮(イェン・ニー) 潘斌龍(パン・ビンロン) 宋茜(ビクトリア・ソン)

 米中ハーフの監督、伍仕賢(デイヤン・エン)の5年ぶりとなる最新作は、人生の一発逆転をテーマにした爆笑喜劇。主演は『太陽の少年』などの夏雨(シア・ユー)や、喜劇などで活躍中の閆妮(イェン・ニー)と潘斌龍(パン・ビンロン)など。爆笑喜劇ながらもファンタジー要素や、今公開中の『トランスフォーマー』を意識したパロディシーンもあり、見所満点の1本となっています。

【9位】血戦湘江(Battle Of Xiangjiang River)

公開日:2017年6月30日

監督:陳力(チェン・リー)

主演:王霙(ワン・イン) 徐箭(シュー・ジェン) 董勇(ドン・ヨン)

 紅軍長征勝利80周年のために制作されたトリビュート映画がトップ10をキープ。長征史上最も壮絶なバトルとされる「湘江の戦い」を再現し、紅軍戦士の勇ましい姿を描いています。35000人ものエキストラを起用した壮大な戦争シーンは見ごたえたっぷりです。

【10位】原諒他77次(77 Heartbreaks)

公開日:2017年6月23日

監督:邱禮濤(ハーマン・ヤウ)

主演:蔡卓妍(シャーリーン・チョイ) 周柏豪(チャウ・パッホウ) 鍾欣潼(ジリアン・チョン)

 香港の人気デュオ、Twins(ツインズ)の蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)が主演を務めるラブストーリー。鍾欣潼(ジリアン・チョン)もゲスト出演することで、Twins(ツインズ)のメンバー2人による久々の共演が実現。今年、音楽活動を精力的に展開中の2人ですが、映画での活躍も見せています。同作でメガホンを取ったのは、70本以上の低コスト映画を制作してきた香港の邱禮濤(ハーマン・ヤウ)監督です。 (ミン・イヒョウ、謙)

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