<全人代>記者日記(2)全人代代表の声をお届け!

2022-03-04 21:52:20  CRI

 全人代開幕前に、中国大手電機メーカ—の女性社長である董明珠代表をはじめ、全国から訪れた5人の女性代表にインタビューしました。それぞれ減税、地方経済発展、教育政策、食糧安全保障などに大きな関心を寄せています。

 今年の全人代会議の注目点について、広東省代表団の董明珠さんは「最も注目しているのはサラリーマンの税金徴収基準額の引き上げである。5000元(約9万2千円)という徴収基準はもう5年も続いており、社会の発展にともなって、若者は社会発展を支える力であるだけでなく、家族を支え家族を守るための重要な役割を果たしている。若者の徴収基準が1万元(約18万4千円)になれば、彼らはもっと多くの額を消費に振り向けることができる」との考えを示しました。

 黒竜江省代表団の李亜蘭さんは「注目しているのは黒竜江省の経済発展である。雪と氷をベースにした経済の発展、それからフードデリバリーの配達員の暮らしぶり、子供を3人産むことができる政策などの関連議題にも注目している」と述べました。

 貴州省代表団の呉明蘭さんは「今年一番注目しているのは『双減』政策、つまり、小中学生の『宿題』と『塾通い』の二つの負担を減らす『双減』政策である」と語りました。

 遼寧省代表団の管启軍さんは「私が非常に注目しているのは女性と子供の心身の健康と保護問題。今年提出した議案も未成年者への性的虐待や性的暴行の問題についてである。これも女性や子供たちにとって、とても密接に関連している現象や問題で、私の議案が国家レベルで理解と支持を得られることを期待している」と話しました。(取材:趙雲莎)

ラジオ番組
KANKAN特集