20180414news3
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アメリカ・ニューヨークの国連本部で現地時間13日、パレスチナ・イスラエル問題やシリア問題など、中東情勢をめぐって国連安保理の会議が行われました。国連のグテーレス事務総長が状況を報告しています。
会議で、中国の馬朝旭国連大使は「現在、シリア情勢は大変危機的だ。様々な件について全面的で客観的、公正な調査を行い、権威のある結論を出すことが急務だ」と述べました。
馬大使は、「中国は一貫して、紛争の平和的解決を堅持し、国際関係の中でみだりに武力を使ったり、武力で脅そうとしたりすることに反対する。安保理を回避して一方的な軍事行動を取ることは『国連憲章』の主旨や原則に合わず、国際法や国際関係の基本的準則に反する。中国は関係各方面に対して、冷静さや自制を保って事態をエスカレートさせるような行動は避け、協議や対話を通じて問題を平和的に解決するよう呼びかける」と強調しました。
また、馬大使は、「軍事的手段ではシリア問題を解決できない。政治的解決が唯一の道だ」と指摘しました。(玉華、森)
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