シリアでの化学兵器の使用疑惑について10日、国連安全保障理事会で、米国による決議案と、ロシアによる2つの決議案に対する採決が行われましたが、いずれも否決されました。
これについて、中国の呉海涛国連次席大使は、「安保理では、シリアでの化学兵器使用に対する非難や、新たな調査体制の立ち上げ、責任の所在究明などについて共通認識がある。関係各方面は一致団結し、安保理や化学兵器禁止機関(OPCW)を通じて、問題解決に向けて協調的な立場を取るべきだ」と指摘しました。(洋、森)
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