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世界貿易機関(WTO)は12日ジュネーブで、世界貿易年度報告を発表し、2017年の世界貿易は4.9%伸び、2011年以降で最も早い成長を見せたと明らかにしました。また、2018年と2019年も好調を続け、その成長幅はそれぞれ4.4%と4.0%になると予測しています。
報告は「2017年、世界の商品貿易の成長は、主にニーズが伸びたことによるもので、特にアジア地域のニーズ増加が目立った。2017年のアジアの輸出と輸入はいずれも成長が最も速く、輸入の成長が世界の60%、輸出の成長が51%を占めた」としています。
さらに、「2017年、中国の商品貿易輸出は2兆2630億ドルで引き続き世界トップとなり、世界シェアの12.8%を占めた。中国の後は、米国、ドイツ、日本、オランダ、韓国、香港特別行政区の順で続いている。また、世界商品貿易輸入ランキングでは、米国は2億4000万ドルで1位となり、世界シェアの13.4%を占めた。これに対して、中国はビジネスサービス貿易における輸出入ではやや遅れており、輸入が2位、輸出が5位となったが、対して米国はいずれも世界トップだった」と指摘しました。(朱 星)
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