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<ボアオ・アジアフォーラム>魅力的な投資環境づくりは開放拡大4大措置の一つ=習主席

2018-04-12 20:22:23     cri    

 習近平国家主席は10日、世界の注目を集めた今年のボアオ・アジアフォーラム(4月8日~11日)の場で基調講演を行いました。習主席はその中で、開放の拡大を継続するための4大措置を明らかにしています。そのうちの一つが、「より魅力的な投資環境の創出」です。

 習主席は講演の中で、投資環境を空気にたとえて話し、生き生きとした世界のためには投資環境の改善が重要であると説きました。

 中国政府は一貫して投資環境の整備を高度に重視しています。改革開放政策が実施されてからの40年間で、中国経済は歴史的な飛躍を実現しました。その中の重要な経験の一つが、対外開放の継続です。経済グローバル化のチャンスを生かして、中国は国際産業の分業に参加し、完備された工業システムを整えました。中でも、外資は重要な役割を果たしています。2014年に中国は米国を超えて世界最大の直接投資(FDI)受入国となり、2017年には外資利用額が1440億ドルとなって、前年同期比7.9%増を実現しました。外資利用の規模は歴史的な記録を更新し、外資系企業は中国経済に無くてはならない、重要な構成部分となっています。

 中国の対外開放の経験において、より魅力的な投資環境づくりには、公平な競争環境を作り出すことが何よりも大切です。ここ数年、中国は積極的にオープンで透明度の高い法体制や政策体系を整備し、外資系企業の金融、医療、文化などの分野への進出規制を緩和して、より多くの外資系企業に中国国内企業と同様の待遇を享受させています。

 今年3月、中国政府は、自由貿易区で培った経験を全面的に普及させ、自由貿易港建設の道を探り出すことを提起しました。主要措置の一つがネガティブリストの管理です。その目的は、行政の手続きを減らし、各種企業が公平に市場競争に参加できる機会を提供して、外資管理体制の透明度を高めることにあります。

 そのため、中国で行われている新しいラウンドの改革開放は、外資系企業に対して中国での活躍のためのより大きな舞台を与えるだろうと考えられています。(非、謙)

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