李克強総理は20日、北京で行われた記者会見で、「ここ40年間、中国の経済と社会の発展の成果は対外開放と切り離すことができない。中国の国民は開放から利益を得ており、開放はまた中国の基本政策でもある。中国は自由貿易を引き続き維持し、開放の度合いを絶えず拡大していく方針だ」と述べました。
李総理は「中国はより開放的なスタンスで輸入商品の税率を下げていくことを考えている。市場で売れ筋の商品、特に患者が一刻も早く必要としている抗がん剤については、輸入税率を大幅に引き下げ、関税ゼロに向けて努力したいと考えている。次のステップにおいては、サービス業の参入条件を緩和し、シルバー、医療、教育、金融などの分野における参入条件のハードルを下げていき、一部の分野においては持ち株比率の制限を取り消していく。また、製造業を全面的に開放し、強制的な技術移転を許さず、知的財産権を保護していく。また、外国企業投資ネガティブリストのさらなる調整と削減を行っていく」と紹介しました。
また、李総理は「13億人の市場を国内外の様々な企業が平等に競争し合える市場にし、中国の消費者に多くの選択を与え、中国の製品とサービスのグレードアップを実現させ、市場の質の向上に努めていくことが中国政府の努力目標だ」と強調しました。(殷、む)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |