外務省の陸慷報道官は27日に行われた定例記者会見で、「反テロにおいて、パキスタンとの意思疎通と協力を引き続き強化していく」とする中国政府の立場を示しました。

　陸報道官は「地上作戦や金融面を含めて、パキスタン政府と人民は反テロのために多大な貢献と犠牲を払ってきた。これは国際社会で広く知られていることである。また、国際社会の関連部門へパキスタンが払ってきたこのような努力に対して、偏見を持って非難するのではなく、客観的かつ公正的に評価すべきだと中国は呼びかけてきた」と強調しました。さらに、「パキスタンの全面的戦略パートナーとして、反テロにおいて引き続きパキスタンと密接な意思疎通を行い、協調・協力していく」とする中国側の立場を示しました。（朱　星）