外務省は27日、定例記者会見を行い、記者から「朝鮮が米と対話する意欲があると意思表明したのに対して、トランプ大統領は適した条件のもとで朝鮮との会話をすると表明した」という報道に関する質問を受けました。

　この質問に対して陸慷報道官は「当面の緩和情勢に向かった南北対話が、米朝の直接対話にもつながることを望んでいる。朝鮮半島の核問題の核心は安全問題にあり、これを解決するカギは米朝にある」と強調しました。そのうえで「最近、米朝双方が対話をめぐってコミュニケーションが行われていることを注意深く見ている。米朝対話は、中国のみならず国際社会の共同の願いでもあり、このような対話が一日も早く開催されることを望んでいる。また、双方がともに努力して、有意義な対話を展開していくとともに、有意義な結果に向けて歩み寄ることも望んでいる」と中国政府の姿勢を示しました。（朱　星）