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北京・天津・河北省で交通網整備、1時間圏内に短縮

2018-02-26 13:53:15     cri    

 北京・天津・河北省の共同発展を目指す構想が2014年に中央政府より打ち出されてから、交通面での統合事業が進められています。

 去年の末、地域の鉄道網の整備計画が打ち出され、2020年までに北京、天津と河北省の省都である石家荘やその周辺の通勤時間を1時間以内に、また北京、天津と河北省の保定市の所要時間をいずれも1時間以内とする計画が示されました。

 現在、北京西駅から河北省の涿州東駅までの所要時間は30分を切り、また北京から天津までは35分、河北省の唐山までは37分、同じく河北省の保定までは59分、石家荘までは80分とそれぞれ短縮されています。

 そして、北京と天津を結ぶ都市間高速鉄道の延長区間である沿岸地区の于家堡駅までの輸送力が増強され、天津駅からの運転本数がこれまでの上下あわせて24本から55本に増えています。

 さらに、道路網の整備も進んでおり、国道の延長距離は800キロ以上に達しています。また、交通機関が相互利用できる共通カードの発行枚数は81万枚を超え、利用対象地域は13都市となっています。

 空港の利用者も、北京のほか天津や石家荘で大幅に増えています。去年1月から10月までの利用者数は、前の年の同じ時期と比べて、天津空港は22.2%、石家荘空港は28.3%と、ともに増えています。また、天津空港まで高速鉄道を利用する人の数は50万7000人に上っています。(ジョウ、森)

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