2022年に北京市は河北省の張家口市と冬季五輪を共催します。

　北京から北西に200キロ離れた所にある張家口市は、山に囲まれた町です。現在、北京市と張家口市を結ぶ京張高速鉄道の建設が進められているため、現地は活気づいています。この鉄道の開通によって両市を行き来する所要時間は現在の3時間から約50分にまで短縮されます。

　総延長200キロになるこの鉄道は、万里の長城で知られる八達嶺を含めた山々を通るため、15カ所のトンネルが掘り進められています。鉄道の開通は2019年末の見込みです。（朱、謙）