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東南アジア諸国連合(ASEAN)駐在の黄渓連大使は9日夜、官邸でインドネシアのシンクタンクやメディア、専門家などとハイレベルの座談会を行い、「中国とASEANは戦略的相互信頼を深めて、発展戦略の連結を緊密化し、地域協力に力を入れて人的交流を拡大し、手を携えて新たな時代に入っていくことを望んでいる」と述べました。
席上、黄大使は「中国とASEANは『南海行動規範(COC)』をめぐって順調に協議している。南海情勢は安定しており、積極的な発展の勢いを見せている。中国とASEANは親和性ある新しい安全観を持って、共通する地域の規則の制定に努めていきたい」と表明しました。
また、「中国とASEANは20億人の膨大な市場を持ち、互いに補完性がある。中国は、『相談し合い、共に建設し、享有する』という原則を踏まえて、『一帯一路』構想と『ASEAN共同体青写真2025』、特に『ASEAN総体計画2025』と連結させ、双方の全方位における協力を進めていきたい」との意向を示しました。
さらに黄大使は「去年、中国とASEANの間で人的往来は延べ3800万人を上回り、まもなく5000万人台に入る見込みだ。現在、20万人余りの中国人とASEANの留学生が互いに相手国で留学している。この人数はさらに増えていくだろう。教育や観光、シンクタンク、メディアなどの分野の人的交流を通して、民間の往来をさらに密にし、中国・ASEANの民間友好の基礎をつくっていきたい」と述べました。
なお、この座談会にはインドネシア外交政策協会、ハビビセンター、インド科学院、インドネシア大学、ASEAN-東亜経済研究センター、インドネシア世界事務委員会、ロンドンスクールオブパブリックリレーションズ(ジャカルタ)などのシンクタンクの専門家、アンタラ通信、ジャカルタポストなど、メディアのハイレベルらが参加しました。(藍、星)
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