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半島問題解決への建設的意見はすべて歓迎=外務省

2018-01-26 22:23:55     cri    

 外務省の華春瑩報道官は26日、「中国は政治と外交ルールによる朝鮮半島問題の平和的解決に向けたあらゆる努力を重視している。緊張の緩和、対話による解決の推進のための建設的意見を積極的に考慮したい」と示しました。

 報道によりますと、アメリカのキッシンジャー元国務長官は25日、6カ国協議の再開あるいは米・中主導の単独フォーラムの開催により、朝鮮半島の未来に関する協定に合意するよう提案したということです。キッシンジャー氏は、「これこそが半島非核化に向けた最善の道筋だ」と指摘した上で、「米韓軍事演習の一時停止と引き換えに朝鮮が核兵器を放棄するというのは信じることができない。『2つの停止』の提案は、今後展開できないだろう」という見方を示しています。

 これに関して、華報道官は同日に開かれた記者会見で「6か国協議は困難にぶつかったものの、依然として重要な場であり、要(かなめ)は『再開』の仕方にある。中国は去年、『朝鮮は核・ミサイル開発を暫定的に停止し、米韓は合同軍事演習を暫定的に停止する』という『2つの停止』と、半島非核化と停戦平和メカニズム転換を並行して進める『ダブルトラック・アプローチ』を提案した。その狙いは、行き詰まりに突破口を見つけだし、各国の対話に橋をかけ、道を切り開くことにある」と述べました。

 華報道官はその上で、「半島問題の要は朝米の矛盾にあり、朝鮮とアメリカが直接の当事国として接触と対話を行う必要がある」という見解を表明しました。(Yan、謙)

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