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王外相、「中国融資はアフリカ債務を増やす」に反発

2018-01-15 12:24:09     cri    

 王毅外相は現地時間14日、ルアンダでアンゴラのマヌエル・ドミンゴス・アウグスト外相と会談した後、共同で記者会見に臨み、「中国がアンゴラなどアフリカの国々に融資を提供したことは、関係国の債務負担を増やしただけでなく、その背後に中国側の政治的な思惑があるとの声が上がっている」という記者の質問に対し、「このような言い方は他に企む意図があり、全くもって事実ではない」と述べました。

 王外相は「近年、中国・アフリカ協力の進展に伴って、確かに中国は融資の面でアフリカ諸国への支援を拡大した。しかし、これらはアフリカ自らの発展の需要に応えるものであり、いかなる政治的な条件も付けず、互恵共栄の原則に則ったものだ」と強調しました。その上で、「一部のアフリカの国が抱えている債務は長期的に積み上げた結果である。債務問題を解決する方法も明らかになっている。それは持続可能な発展の道を歩み続け、経済の多元化した発展を実現させることである。中国はこれを断固支持し、アフリカの自主的な発展能力の向上と経済・社会発展の好循環の実現に向けて引き続き努力していきたい」と述べました。

 王外相はさらに「中国には『靴が合うかどうかは自分の足しか知らない』という言い方がある。中国の対アフリカ協力については、アフリカこそが一番の発言権を持っている。いったい誰が真心を持ってアフリカを支援し、アフリカにとって最も信頼できるパートナーであるのか。アフリカ人民はそれを評価する秤を持っている。自ずと公正な結論を得られるだろう」と話しました。(ZHL、星)

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