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EUと仏独英、イラン核合意の維持を再度表明

2018-01-12 13:31:59     cri    

 欧州連合(EU)で外交や安全問題を担当しているモゲリーニ代表と、フランス、ドイツ、イギリスの外相が11日、ブリュッセルで「EUは加盟国とともにイランの核合意を強く守り、実行していく」と改めて表明しました。

 これは、イランのザリフ外相との会談後の記者会見で述べられたものです。モゲリーニ氏は、「イラン核合意で、大きな目標であるイランの核開発計画の監視を実現させている。国際原子力機関(IAEA)も、イランが合意文書で承諾した内容を完全に実行していることを確認している」と述べました。

 また、モゲリーニ氏は「イラン核合意は、国連安保理が決議によって認めた多国間合意であり、核拡散防止のためのグローバルな枠組みの中心的な部分でもある。地域やヨーロッパの安全に極めて重要なものだ」と強調しました。その上で、「イランによる弾道ミサイルの発射や地域情勢の悪化などは核合意の枠外であり、EUはほかの方法で対処していく」と述べました。

 また、フランスのルドリアン外相は、米国のトランプ大統領に対し、イランへの制裁解除を維持するように呼びかけました。(鵬、森)

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