外務省の陸慷報道官は11日、北京での定例記者会見で、「フランスのマクロン大統領の訪中が成功裏に終了した。政治や経済、貿易、文化など各分野で成果を収め、両国関係が全面的で戦略的であることが十分に示された。新しい時代の中仏関係の発展に土台が築かれた」と語りました。

　この中で陸報道官は、「実務協力、特に経済や貿易面での協力が今回の首脳会談の議題の一つであり、双方は互いの尊重、友好的な話し合い、互恵共栄という精神に基づいて、様々な分野での協力に向けて全面的な計画を立てた。今後は、原子力の平和利用や宇宙航空などといった、これまでの分野で提携を深めるとともに、農産物、環境保全、先端製造業、研究開発、金融などの分野でも協力を拡大し、より高いレベルの互恵共栄を実現するよう努めていく」と説明しています。（非、森）