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韓外相、「韓日慰安婦合意」に関する新方針発表

2018-01-10 12:57:23     cri    

 韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は9日午後、ソウルで記者会見を行い、「2015年に調印した『韓日慰安婦合意』によって、慰安婦問題は解決できない」と指摘した上で、それに関する新たな方針を発表しました。

 この中で康外相は、「『韓日慰安婦合意』は被害者たちの意志が反映されておらず、問題解決にはならない。しかし、この合意は両国の政府間が調印したものだと考え、日本政府に対し再交渉を求めない」と述べました。

 康外相は、また「日本政府が拠出した10億円の『元慰安婦』基金の代わりに、韓国政府が予算から充てる。この資金の使い道は改めて日本政府と協議する」と明らかにしました。

 康外相は、さらに「慰安婦問題の被害者たちは、日本政府の自発的で誠意ある謝罪を期待している。日本が国際社会の共通認識を遵守し、歴史を認め、被害者の名誉と尊厳の回復や心の傷の癒し、引き続き努力していくことを希望する」と述べました。

 一方、日本の共同通信社の報道によりますと、日本の河野外相はこれを受けて、「完全に受け入れられない」とし、この日、すでに韓国政府に抗議を申し入れたということです。(藍、星)

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