シティー・オブ・ロンドンの責任者はこのほど、中国メディアの取材に答え、「2018年にロンドンで行われる中英人民元国際化対話と『一帯一路』テーマフォーラムの開催に期待している。ロンドンは『一帯一路』グリーン金融と人民元の国際化プロセスの推進において積極的な役割を果たしていきたい」と述べました。

　シティー・オブ・ロンドンの政府政策・資源委員会のキャサリン・マクギネス委員長は、「『一帯一路』建設の拡大につれ、イギリスの投資者の理解と注目度も増している。ロンドンは国際金融センターとして、『一帯一路』のグリーン金融の分野で重要な役割を発揮できることを期待している」と述べました。

　今年9月、中英グリーン金融フォーラムの提唱の下で、シティー・オブ・ロンドンは「一帯一路」投資家連盟プロジェクトを始動しました。これについて、シティー・オブ・ロンドンアジア事務大使のシェリー・マデラ氏は、「『一帯一路』関連のプロジェクトに対する取り組み以外に、ロンドンは2018年に中英人民元国際化対話の開催を予定している。今、ロンドンは香港以外では世界最大の人民元オフショアトランザクションセンターであり、統計では2014年から2017年11月の間のイギリスでの人民元決済も累計20兆元を突破している。シティー・オブ・ロンドンは、引き続き人民元の国際化プロセスの推進過程において重要な役割をはたし、人民元の国際化の新たなステップ、いわゆる『人民元2.0時代』についても模索していきたい」と述べました。（RYU、む）