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商務省が先頃発表した最新統計によりますと、中国の2017年の対外貿易の成長幅が所期の目標を上回りました。中でも、最新の貨物貿易の成長速度がこの6年で最速を記録したほか、サービス貿易でも輸出の成長速度がこの7年で初めて輸入のそれを上回ったということです。
鍾山商務相は25日、北京で開かれた全国商務会議の席上、経済貿易強国作りのための「3ステップ」戦略を発表。これによりますと、2050年までに中国は経済貿易強国という目標を全面的な達成を目指すことになり、今後はこの目標に向けて消費や貿易、外資などの分野で関連措置を推進していくとしています。
現在、中国の国内消費や対外貿易、双方向投資はすべて世界でも高水準に達しています。鍾商務相によりますと、中国は既に経済貿易大国としての条件をほぼ満たしつつあり、今後のステップとしては、2020年を目途に経済貿易大国としての地位を一層固め、2035年を目途に経済貿易強国としての姿を整え、2050年を目途に経済貿易強国の目標を全面実現ことが新たな目標として掲げられています。
改革開放政策の実施以来、中国の対外貿易は歴史的な飛躍を遂げてきました。しかし、現状として、貿易においては大国といえども強国とはいえない状況が突出しており、イノベーション能力や輸出製品の品質面でも依然として更なる向上を要しています。これについて任鴻斌商務省対外貿易局局長は「将来は、国際市場や国内市場、商品構造、経営主体、貿易方式などについて最適化を図っていきたい」と語りました。(ミン・イヒョウ む)
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