20171210news6
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朝鮮は9日、国連の政治担当のフェルトマン事務次長がこのほど行った朝鮮訪問に関するコミュニケを発表し、朝鮮と国連が今後、各レベルでの往来を通じて定期的に意思疎通をしていくことで合意したと明らかにしました。
朝鮮中央通信の報道によりますと、フェルトマン事務次長は今月5日から8日まで朝鮮を訪問し、朝鮮の外相や外務次官との会談で朝鮮と国連の協力、朝鮮半島情勢などについて意見を交わしました。また、子ども向けの食品工場や乳がん関連の研究機関など、国連の関連施設を見学したということです。
フェルトマン事務次長との会談で、朝鮮側は「朝鮮半島情勢がここまで悪化したのは、米国による敵視政策と核による威嚇が原因である。米韓の合同空中演習は、米国の朝鮮に対する核の先制攻撃の意図を明らかにした」と指摘しました。
これに対し、フェルトマン事務次長らは朝鮮半島情勢の悪化に懸念を示した上で、緊張緩和に向けて貢献していきたいと伝えたとされています。(鵬、星)
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