浙江省の烏鎮で、12月3日から5日にかけて、第4回世界インターネット大会が開催されます。「デジタル経済の発展、開放とシェアリングの促進――サイバー空間の運命共同体を作ろう」というテーマで、最先端の技術が披露され、グローバルインターネットの発展や整備に関するアイデアが一堂に集まる見込みです。

　これについて、国家インターネット情報弁公室の任賢良副主任は16日、国務院報道弁公室の記者会見で、「ここ数年、デジタル経済が急成長しており、経済全体の革新や発展をもたらしている。中国のこの分野に関する経済規模は22兆4000億元に達し、GDPの30.1％を占めている。電子商取引の総額は26兆元で、ネットショッピングの小売総額は年間30％の伸びとなり、インターネットの利用者数は7億5000万人を突破した」と明らかにしました。

　こうした背景の中で、今大会では開幕フォーラムのほか、「インターネットの光」と題した博覧会、世界のインターネットに関する成果の発表会などが行われます。また、デジタル経済、先進技術、インターネットと社会、サイバー空間の整備、連携交流という5つのテーマに沿って20件以上のセッションが予定されています。

　また、今大会では、『世界インターネット発展報告2017』と『中国インターネット発展報告2017』という二つの青書が初めて発表される予定です。インターネットの発展状況や今後の見通しについて全面的に分析し、世界の発展に向けて中国のアイデアやソリューションを提供するものです。（Lin、森）