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商務省の兪建華次官は13日「中米両国首脳の会合でほぼバランスの取れた互恵的なビジネス面での成果を収めた。今回結んだ契約が金額面で史上最高を記録したことは、中米間の経済貿易協力には広い民意の基礎が存在し、両国のビジネス界の支持を得ていることを物語っている」と述べました。
トランプ米大統領の訪中は、中国共産党第19回全国代表大会後初の外国首脳の訪問イベントであり、世界の2大経済国の最高指導者による歴史的意義を持つ会合でもありました。
兪商務次官はまた、「両首脳は総額2535億ドルに及ぶ34項目の契約に調印した」と明らかにしました。他にも、中米両国の代表は両国企業の協力促進について対話を行い、開放分野の拡大について多くのコンセンサスを形成しました。
兪商務次官はさらに、「米国に対しては、ハイテク製品の対中輸出制限を緩和すること、『中国の世界貿易機関(WTO)加盟議定書』第15条の条約義務を履行すること、中国に対する301条調査を止め、中国企業の対米投資を平等に取扱い、貿易救済措置の発動には注意をはらうことなどを求めた」とし、同時に、「中国側も開放度合いの拡大を約束し、銀行、証券、先物取引、ファンド、生命保険、自動車関税などについて、市場参入許可に関する新措置を発表した」と述べました。
また、将来への展望に関し、兪商務次官は、「今回結ばれた数多くの契約は、次のステップにおける中米協力の重要な基礎となる」との見方を示しました。(殷、む)
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