パキスタン内政省は6日に発表した報告書で、「この数年、パキスタンはテロ取り締まりにおいて喜ばしい成果を得た。国内のテロ襲撃の件数が大幅に減り、治安情勢が好転を続けている」としました。

　パキスタン内政省は報告書の中で、「2015年に『国家行動計画（NAP）』が始動してから、パキスタン政府はテロ取り締まりに向けて9000人余の戦力を結集し、国内のテロリストに対して取り締りを行い、良好な成果を上げた。これまでに、取り締り活動において2127人のテロリストを射殺し、5884人のテロリストを逮捕したほか、483人のテロリストが死刑判決を受け、刑を執行されている」としました。

　報告書によりますと、「2015年1月から今年の8月まで、パキスタン政府はテロ関連組織63組織を取り締まり、8333人をマークし監視を行っているほか、テロリストの資金源を断つため、銀行口座5023口座を凍結させ、テロ関連の資金洗浄の疑いがある1543人を逮捕した」と指摘しました。（RYU、む）