jpxinwen20170730.mp3
|
パキスタンの与党・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML―N)が29日、パンジャブ州首相であるシャバズ・シャリフ氏を後続の首相に指名し、シャヒド・カカーン・アバシ前石油・天然資源相を暫定首相にすると発表しました。
これは失職したナワズ・シャリフ前首相がこの日、イスラマバードで開かれたイスラム教徒連盟シャリフ派のハイレベル会議で明らかにしたものです。
会議では、国会がシャバズ・シャリフ氏の首相担当を許可するまでに、シャヒド・カカーン・アバシ前石油・天然資源相を暫定首相にする方針が発表されました。
パキスタンの法律によりますと、国会議員だけが首相に就任する資格があるということで、国会議員ではないシャバズ・シャリフ氏はとりあえず国会議員の資格を獲得してから、はじめて首相に就任することができるということです。
今年66歳のシャバズ・シャリフ氏は、ナワズ・シャリフ前首相の実弟です。専門家は、「イスラム教徒連盟シャリフ派が国会で大多数の席を持っており、その他の執政連盟の政党からも支持されていることから、シャバズ・シャリフ氏の首相就任は難しくないだろう」と分析しています。(藍、kokusei)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |