西アフリカ・コートジボワールのスブレ市で2日、中国企業が請け負ったコートジボワール最大規模の水力発電所・スブレ発電所の竣工式と、新たにスタートするグリボ・ポポリ水力発電プロジェクトの着工式が行われました。式典にはアラサン・ウワタラ大統領、アマドゥ・ゴン・クリバリ首相、コートジボワール駐在中国大使館の王軍臨時代理大使らが出席しました。

　ウワタラ大統領は挨拶の中で、スブレ水力発電所の品質と工期に満足の意を示すと同時に、建設に携わった両国の関係者の努力に感謝を伝えました。また、今後も中国との誠実な協力を増やしていきたいと強調しました。

　これに対して王臨時代理大使は、「スブレ水力発電プロジェクトは両国の協力を代表する成果の一つである。二国間経済貿易の協力の促進、とりわけエネルギーと水力発電の分野における協力で重要な貢献をしている」と強調しました。（朱、謙）