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イラク軍当局は28日、クルド人自治区武装勢力と停戦問題をめぐり交渉を行いました。交渉は一定の進展を収めたものの、全面協定についてはまだ合意に至っていないということです。
これはイラク軍当局が明らかにしたもので、政府軍関係者とクルド人自治区武装組織「ペシュメルガ」の指揮官が28日に北部の都市モスルで会談し、すべての「係争地」と国境地区に政府軍が進駐する際における衝突回避をめぐり交渉を行ったとのことです。
政府軍のガニミ参謀長は会談後の記者会見で「会談はポジティブな雰囲気の中で行われ、双方は一部の問題で合意したが、まだ未解決な部分が残っている」とした上で、「クルド人自治区武装組織は2003年のコントロールラインまで下がるべきだと我々は考えている」と述べました。
なお、クルド人自治区側武装組織は記者のインタビューには応じませんでした。
また、イラクのアバディ首相兼武装部隊総司令官は27日夕方、「中央政府とクルド人自治区側による、政府軍の平和的配置の実現に向けた交渉に配慮し、政府軍は北部『係争地』における作戦行動を向こう24時間にわたり停止する」と宣言しました。(Yan、む)
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