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党大会記者会見、党大会報告を解説

2017-10-27 18:06:51     cri    
 中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)のタク震報道官は26日、プレスセンターで特別記者会見を行いました。中央紀律検査委員会副書記の肖培氏、中央政策研究室常務副主任で中央宣伝部副部長の王暁暉氏、中央文献研究室主任の冷溶氏、国務院法制弁公室党組書記・副主任の袁曙宏氏、中央財経指導グループ弁公室副主任の楊偉民氏、中央紀律検査委員会駐国務院国有資産監督管理委員会紀律検査組組長で国務院国有資産監督管理委員会党委員の江金権らが招かれ、党大会報告を解説し、報道陣の質問に答えました。

 この中で袁氏は、「第18回党大会以降の5年間は、共産党と国の発展における極めて非凡な5年間だった」と述べました。また、「国内を見ると、この5年間は習近平同志を核心とする党中央が旗振り役となって、劣勢をはねのけ、鍛え抜き、困難を克服し、奮闘や前進をして、輝かしい成果を残したものだった。報告では、『成果は全面的、画期的で、深く根本的な変革を遂げた』と強調されている。我が党は歴史的に大きな変革が進み、大きな成果を残せた根本的な理由は、習近平同志を核心とする共産党中央の力強い指導があり、そして習近平新時代の中国の特色ある社会主義思による導きがあり、我が党の核心、人民のリーダー、軍の最高司令官である習近平同志がいたからだ。習近平同志を核心とする党中央の英知ある指導で、中華民族の偉大な復興という中国の夢は必ず実現されるだろう」と話しました。

 また冷溶氏は、第19回党大会報告について、「長い努力を経て、中国の特色ある社会主義が新時代に入った。中国の発展の新たな歴史を示すものだ」と指摘しました。そして、「こうした大きな政治的判断が、報告の中心として全体を貫いている。前回の第18回党大会で新時代が切り開かれ、今大会でその指導思想が確立し、共産党の歴史的使命が明確となり、壮大な青写真が描かれ、戦略的配置が施され、党の整備における新たな目安が示された。中国の特色ある社会主義が新時代に入り、社会の矛盾にも変化が見え始めた。すなわち、『豊かな暮らしを求める国民の要望と、不均衡で不十分な発展との矛盾』へと変化している」と述べました。

 王暁暉副部長は、第19回党大会報告と、採択された党章(党規約)の改正案について、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想が党の行動指針として確立されたものだと指摘しました。これが今大会の中心であり、歴史的貢献であるとのことです。「社会主義の新時代への突入はすなわち中国の発展における新たな歴史的方向性となり、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想により生まれたものでもある。この思想は、実践や時代が提起した大きな課題に対しての回答である。中国の特色ある社会主義を堅持し、発展させることは、改革開放以降に我が党のすべての理論と実践の中で追求されたテーマで、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想の主題でもある」としています。

 楊偉民副主任は、「今大会では、全面的な小康社会(ややゆとりのある社会)の形成への最終段階の要点が明確にされた。あと3年で小康社会をほぼ実現する。特に、大きなリスクへの対策や解消、貧困の脱却、汚染対策という『三大テーマ』を確実に実行していく。これは小康社会の本格的な達成への最低ラインだ」と述べました。

 江金権委員は、新時代の共産党の整備について、「今大会の報告における大きな貢献の一つは、新時代の新たな基準により、党の規律に対する認識が深まり、全体的な基準が掲げられたことだ。原則は党の全面的指導の堅持や強化であり、方針は党が自らを管理して厳しく粛清すること、中心となるのは党の長期的な政権能力や先進的でクリーンな形を構築することだ。そして制度として、党の政治体制構築を中心とする。政治や思想、組織、態度、紀律の整備を本格的に進めていき、制度を一貫させて腐敗対策を徹底実施することだ。するべきことは党の整備業務の向上で、そして目標は、常に時代の先駆けとなり、国民に支持され、自己革命に挑み、数々の試練に耐え、活力のあるマルクス主義政党となるようにすることだ」と述べました。

 肖培副書記は、共産党の綱紀粛正について、「党大会報告の3万2000字のうち4100字を占めている。全体の8分の1以上という割合から、その重要さがうかがえる。前文と8項目の任務で構成され、どれも国民に対する我が党の厳しい公約事項である。一文一文が粛清業務をアピールしたものである。こうした任務を実行する根本的な目的は、長期的な政権を営む上で自らを浄化する有効な手立てを見出すことである。このほか、今大会における意思決定策を実行し、監察体制改革を全国展開する。パトロールや駐在派遣、国の査察によりトータルカバーし、共産党と国家の監督体系をさらに整備して、ガバナンスの体系や能力の現代化を推進する」と語りました。

 このほか、内外からあわせて350名余りの報道陣の質問に対して、回答がなされています。(雲、森)

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